子どもを連れて海外旅行に行くときは、荷物や移動手段、現地での過ごし方だけでなく、万が一に備える準備も大切です。
とくに小さな子どもは、環境の変化で体調を崩したり、思わぬけがをしたりすることがあります。慣れない海外では、受診先を探すだけでも大変に感じることがあります。

そんなときに考えておきたいのが海外旅行保険です。
大人だけの旅行以上に、子ども連れでは「どこまで補償されるのか」「家族全員が対象になるのか」を出発前に確認しておくことが安心につながります。

この記事では、子どもの海外旅行保険について、主な種類、補償内容、選ぶときのポイントをわかりやすく解説します。

子どもの海外旅行保険にはどんな種類がある?

子どもの海外旅行保険も、基本的には保険会社で加入するタイプと、クレジットカードに付帯しているタイプがあります。

保険会社で加入するタイプ

保険会社で加入するタイプは、旅行前に家族分をまとめて申し込む形です。
必要な補償がそろったプランを選ぶ方法もあれば、補償内容を見ながら組み合わせる方法もあります。

子ども連れの場合は、家族全員分をまとめて確認しやすいことや、必要な補償をそろえやすいことがメリットです。
とくに、子どもの病気やけがへの備えを重視したいときに検討しやすい方法です。

クレジットカード付帯のタイプ

親のクレジットカードに海外旅行保険が付いていることもあります。
ただし、カードによっては本人だけが対象だったり、家族も対象になる場合でも条件があることがあります。

そのため、子どもも補償の対象になるのか、旅行代金をそのカードで支払う必要があるのかなどを、事前に確認しておくことが大切です。
「カードに保険が付いているから大丈夫」と思っていたら、子どもは対象外だった、というのは避けたいところです。

子ども連れの海外旅行で確認したい補償内容

子どもの海外旅行保険を考えるときは、次のような補償内容を特に確認しておきたいところです。

病気やけがの治療費用

もっとも大切なのが、病気やけがで病院を受診したときの補償です。
子どもは、発熱、胃腸炎、転倒によるけがなど、思わぬ理由で受診が必要になることがあります。

海外では医療費が高額になることもあり、受診だけでも大きな負担になる場合があります。
そのため、まずは治療費用の補償がしっかりあるかを確認しておきたいところです。

救援者費用

子どもの状態によっては、予定変更や付き添いの延長が必要になることもあります。
家族の移動や滞在に関わる費用への備えがあると、万が一のときの負担を減らしやすくなります。

賠償責任

子どもが現地で物を壊してしまったり、他人にけがをさせてしまったりする可能性もゼロではありません。
慣れない場所では、思いがけない行動につながることもあるため、この補償も確認しておくと安心です。

携行品損害

子ども連れの旅行では、ベビーカー、タブレット、スマートフォン、荷物など、持ち歩く物が増えやすくなります。
盗難や破損への備えがあるかも見ておくと安心です。

航空機遅延や手荷物遅延

子ども連れでは、飛行機の遅延や手荷物トラブルの負担が大きくなりやすいです。
待ち時間が長引くと、食事や休憩場所の確保が必要になり、予定通りに動けないこともあります。
乗り継ぎがある旅行や長距離移動では、こうした補償も見ておくと役立ちます。

クレジットカード付帯保険だけで足りる?

子ども連れ旅行では、クレジットカード付帯保険だけで十分かどうかを慎重に見ておく必要があります。

まず確認したいのは、子どもが補償対象に入るかどうかです。
カードによっては、契約者本人だけが対象で、配偶者や子どもは対象外ということもあります。

また、補償額が十分かどうかも大切です。
大人一人なら何とかなる内容でも、子どもの急な受診や予定変更まで考えると、足りないと感じることがあります。

そのため、クレジットカード付帯保険がある場合でも、
・子どもが対象か
・必要な補償が入っているか
・治療費用の補償が十分か
を見たうえで、不足があれば別途加入を考えると安心です。

子どもの海外旅行保険を選ぶときのポイント

家族全員が対象になるか確認する

まず大切なのは、誰が補償対象になるのかを確認することです。
親だけでなく、子どももきちんと対象に含まれているかを見ておきましょう。

治療費用を重視する

子ども連れでは、やはり病気やけがへの備えが重要です。
荷物の補償や遅延補償も大切ですが、まずは治療費用の内容を優先して確認するのがおすすめです。

サポート体制も見ておく

海外で子どもが体調を崩すと、どこの病院を受診すればよいのか分からず不安になりやすいものです。
日本語で相談できる窓口があるか、受診先の案内を受けられるかなども確認しておくと安心です。

旅行先や日数に合っているかを見る

近場の短期旅行と、長距離の旅行では必要な備えも変わります。
旅行先、日数、子どもの年齢、現地での過ごし方に合わせて選ぶことが大切です。

まとめ

子どもの海外旅行保険を考えるときは、保険料だけでなく、子どもが補償対象になるか治療費用の備えが十分かをしっかり確認することが大切です。

海外旅行保険には、保険会社で加入するタイプと、クレジットカード付帯のタイプがあります。
ただし、クレジットカード付帯保険は子どもが対象外だったり、補償内容が十分でなかったりすることもあるため、事前の確認が欠かせません。

安心して家族旅行を楽しむためにも、出発前に保険内容を見直し、子ども連れに合った備えを整えておきましょう。

参考文献

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るんるん
30代医師夫婦|旅行に役立つ情報発信|子どもは2人