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※この医療情報は平成30年10月1日現在の状況です。現在の状況は必ずしも一致するとは限りませんので、下記参考サイトから最新情報の確認を推奨しています。
モルディブの衛生・医療事情一般
- 飲料水は衛生的とは言えない
- マレ(首都)の医療水準は一般的だが、いつでも緊急処置できるとは限らない。
- 循環器、脳外科、重症外傷の対応には限界があり、バンコク・シンガポールや日本へ緊急移送となることもある。
- 外国人は治療の支払いに保証がないと、公立病院を含め全医療施設で治療できない。
- 狂犬病はないなく、2016年にはマラリアも根絶された。
モルディブでかかり易い病気
1.食中毒に注意
首都マレの気候は年間を通じて高温多湿です。そのため、食中毒など消化器系の感染症には特に注意する必要があります。
飲み水は水道水を直接口にせず、水道水を沸騰させて飲むか、市販のミネラルウォーターを買って飲むようにしましょう。
また、加熱が十分でない飲み物や食べ物などから感染するリスクは常にあります。その場合、
- A型肝炎
- 腸チフス・パラチフス
- 赤痢
- アメーバ赤痢
などの感染症になるリスクがあります。
2.蚊に注意
蚊(特にネッタイシマカなど)に刺されることによって、様々な感染症をきたす恐れがあります。特に、
- デング熱
- ジカ熱
- チクングニヤ熱
の報告があります。蚊対策として、虫よけスプレー、長袖長ズボンなどの対策が必要です。虫よけスプレーは現地では手に入りにくいようなので、持参する方が良いでしょう。
3.潜水病(減圧症)に注意
潜水病(減圧症)はダイビングをする人に発症することがあります。治療には全身管理が必要で、費用が高額になることもあるため、ダイバー保険などに加入した方が良いでしょう。
病気になった場合に対応可能病院例
1.マレ(首都)
A.Indira Gandhi Memorial Hospital
- 国立病院で歯科もある
- 英語可
B.Adk Hospital
- 私立病院で外国人対応可能
- 歯科もある
- 英語可
2.バンドス島
Bandos Medical Centre and Hyperbaric Chamber
- バンドス島内にあるモルディブ最大の潜水病治療施設
- マレから10分
- 医師常駐
ワクチン予防接種情報
モルディブに来る際に必要なワクチン
- 長期滞在(大人):A型・B型肝炎、破傷風トキソイド、腸チフスワクチンが推奨されている。
- 長期滞在(小児):入学・入園に際して必要な予防接種・摂取証明は不要。
現地でのワクチン接種医療機関
摂取可能なワクチン
- B型肝炎
- DPT(ジフテリア、百日咳、破傷風の混合ワクチン)
- 経口ポリオ
- 不活化ポリオ
- 髄膜炎菌4価
- MMR(麻疹、ムンプス、風疹の混合ワクチン)
- 黄熱
- Hib
- 季節性インフルエンザ
- BCG
摂取可能な病院
1.Indira Gandhi Memorial Hospital
- 英語可
- 在庫は要確認
2.Adk Hospital
- 英語可
- 在庫は要確認
3.Dhamana Veshi
- 黄熱ワクチンのみ
- 事前に要確認
参考情報
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